キュレーションAPPの新たなコンテンツ展開と動画リワード広告の関係とは…!変化するキュレーション市場でpoolなりの戦略に迫る!

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※(左から)maio 藤田恵理、F.F.B.株式会社 遠藤健一郎さん

-F.F.Bさんについて教えて下さい!

女性向けキュレーション『pool』を運用しています。

poolは記事コンテンツだけでなく、マンガコンテンツやポイントを溜めると

iTunesカード等に交換できるコンテンツ等々、様々なコンテンツを用意しております。

ユーザー層としては、98%が女性で年齢層としては20代後半から30歳前半くらいの女性が多いですね。

実は、poolを作る前は、ファッション系のAPPやスポーツ系のキュレーションを運営していましたが、

それらのAPPではあまりうまく行かなくて、途中で断念しました。

ただ、そういった失敗から女性ユーザーはCPIを抑えて獲得しやすい感覚があったので

女性キュレーションを始めようと思いました!

そうだったんですね!私も昔からキュレーションは見てて、電車に乗っている時とか

待ち合わせ前のちょっとした時間で読んでます。他のアプリにはないpoolの魅力はなんでしょうか?

とにかく膨大な記事数がpoolの最大の魅力で、1日に更新する記事数は2,000記事以上です。

他APPではだいたい数十記事か多くても100記事程度なので、

20倍以上の記事を毎日更新していることになります。

だからこそ、他にはないキーワードのフォロー機能もpoolの魅力の1つです。

というのも、poolをリリースした時にはすでに大きなキュレーションAPPが沢山ありました。

そういったAPPでは、例えば専門性の高い内容の記事や特定の編集者の記事が好き、

といったように読む対象が特定されている印象がありました。

そんな中で、このAPPに行くと何でも読める!みたいなキュレーションがあったらいいなと思い

poolでは、様々な記事の中で、自分の興味のあるキーワードをフォローして

自分好みにカスタマイズ出来るようなAPPにしようと思いました。

-poolは記事以外にも沢山のコンテンツがありますよね。

そのコンテンツが生まれたきっかけはなんだったのでしょうか?

空き時間にすることは、キュレーションを読む事だけじゃないですよね。

空き時間をどう使ってもらうか、ずっと課題として持っていて、

余暇時間の使い方の選択肢を広げてもらう為にpoolガチャを追加し、

ポイント機能や、マンガコンテンツが生まれていきました。

なるほどそういったコンテンツが盛り沢山のpoolですが、

集客面で今maioにご出稿頂いていますよね。maioの印象はいかがでしょうか。

まず、maioさんの動画はかなりクォリティが高いです。

色んなアニメーションや動きも多彩でしっかり手を入れて時間をかけて作っていると感じます。

僕は、インストール後の継続率を1番重要視しているのですが、

maio経由のユーザーさんはかなり継続率が良いですね。

他媒体経由でインストールしたユーザーよりも大体1.5倍ほど、継続率に差がでました。

-かなり差が出ていますね…!

そうなんですよね。maioの動画は記事の他にポイントを貯められたりマンガコンテンツもあるよ! と、

APPの中身をしっかり訴求しているので、インストール前後の認識の相違が少なく

離脱が起きにくいのかなと感じています。

-なるほど!集客で苦労されてる事はございますか?

キュレーションって急にユーザーが増えたりする事があまりなくて…

なので、継続的にユーザーさんを増やしていく事は常に考えております。

新しくて面白いプロモーションだと思ったら、どんどん挑戦していきたいですね!

 

-そんなpoolですが、マネタイズはどうされていますでしょうか?

課金要素がない中で、どのように収益化されているのか、気になります…!

収益構成としては、純広告が40%近く占めていてメインの収益源となっています。

残りの30%ずつが動画広告と静止画広告と言う構成になっております。

僕の中では、純広告を除くと静止画ADNWより動画ADNWの方がおもしろいなって思っていて、

新しいフォーマットですし、積極的に使いたいという思いがありました。

-そうだったのですね。確かに、キュレーションAPPは純広告でのマネタイズが圧倒的に多い印象です。

そうですね。実は、動画リワード広告を導入した当初は、

導入することで大きな収益を確保しようという意味での導入ではなかったんです。

 

と言うのも、リテンション率を上げる為にポイント機能やガチャと言うコンテンツを提供し、

そのコンテンツを運用するために動画リワードが必要でした。

例えば、ガチャ部分での導入は1日1回くじを引いて当たればポイントが貰えるところで、

外れた場合に動画を見てリベンジチャンスが得られるという導線です。

  

限られた可処分時間で、ユーザーがただキュレーションを読むだけでなく、

ちょっとした一服の清涼剤のようなコンテンツがあった方が、

またAPPに訪れてくれるかも、と思ったのがキッカケでこのようなコンテンツが生まれました。

実際、ガチャを導入したことでリテンション率は約1.3倍に向上しましたし、

それに伴って動画リワードで収益も上がりました。

ガチャコンテンツの他にも動画リワード・動画インステを含め4箇所導入していますが、

おおむね収益性も維持出来ていています。

コンテンツとうまく連動させることができれば、箇所を増やすごとに

収益がUPするフォーマットだと実感しております。

 

-なるほど。実際動画リワードを導入してみていかがでしたか?

実は導入するまで、エンドユーザーはインセンティブが欲しいので、

しっかり広告を見てくれないと思っていたんです(笑)

実際、導入してみた後、僕自身も他の広告を見てCVしたいと思ったし、

いい広告だという実感が生まれました。

特にmaioは独自案件として女性EC案件を多く持っていて

poolも親和性が高いので、とても助かっております。

-今後poolはどうなっていくのでしょうか。

常に変化していくキュレーション市場で、ユーザーのニーズに合わせて

poolをアップデート出来たらと思っております。

もちろん、poolのみではなく、様々なAPPを展開していきたいです。

例えば、男性向けのpool menとか作っていきたいですね。

-確かに男性向けのキュレーション、あまり見ないですよね!

この業界は特に移り変わりが激しくて半年後どうなっているのか分からないんですよね。

だからこそ長期的にではなく3か月先くらいのプランで考えるようにしています。

今後どうなっていくのか、楽しみにしていてください!

 

-ありがとうございました!

 女性向けまとめ読みアプリ – pool(プール)-

https://itunes.apple.com/jp/app/id1087273941?mt=8

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