うわっ…私のCPM、低すぎ… その広告枠に価値はありますか? 動画リワード広告でアプリマネタイズを成功させるベストシンキングとは

この記事は約7分で読めます。

シェアする

こんにちは! maio 重高です。

今回は、動画リワード広告でアプリマネタイズを成功させるいくつかの要素をご紹介したいと思います。

前提として、動画リワード広告含め、アドネットワーク広告でのマネタイズをする上で理解するべきことがあります。それは広告によるマネタイズとは、クライアントとメディアの両者におけるビジネスのひとつであるということです。

当然、ビジネスの成功のためにはクライアントの利益に貢献する必要がある。ということに疑問はないでしょう。

しかし、広告収益を上げたいばかりに、マネタイズにおいてはその前提が忘れ去られてしまうケースは珍しくありません。

全ての広告枠において、クライアントとメディアの間で取引が発生しています。

クライアントは広告費を支払い、メディアは広告枠を提供する。それが直接的であれ間接的であれ、そこにはひとつのビジネスが成立しているのです。

アドネットワークを使ったマネタイズは広告費を巡る戦い

アドネットワークにおいて、クライアントの広告費がメディアに支払われるまでの流れを理解するのにそこまで難しくはありません。

クライアントや代理店からアドネットワークに広告予算が投下されます。そして、その広告予算はそのアドネットワークに参加しているメディアの広告枠を買い付けすることに使われます。

注意が必要なのはその買い付けが、広告予算が各メディアへ平等に分配されるようなものではないということです。

クライアントにとって価値の高い広告枠に対しては積極的に高い単価での配信が行われ、逆に価値の低い広告枠は最悪、広告の配信が行われず、買い付けがされないこともあります。

つまり、メディアにとっては複数あるメディアとの広告予算を巡る競争の中で、いかにクライアントに対して価値の高い広告枠を提供し、高い単価で買い付けをしてもらうかがマネタイズのキーになるのです。

その広告枠に価値はありますか?

広告でのアプリマネタイズをするにあたり、クライアントへの貢献を考えることは非常に重要なことです。

・強制性があり、ユーザーの選択の自由なしに視聴させられる広告

・予期せぬタイミングでいきなり現れ続け、ユーザーにストレスを与える広告

・ユーザーが求めるコンテンツの前に何度も大きく立ちふさがる広告

もしあなたがクライアントとして広告出稿をしようとした時に、このような広告枠を積極的に買いたいと思うでしょうか。

アドネットワークを介すると意識することは少ないですが、これらの広告枠をクライアントに直接提案をし、売ることはなかなか難しいでしょう。(もちろん誰もがうらやむプレミアムなメディアであれば話は別ですが)

広告マネタイズにおいては、クライアントにとって価値の高い広告枠とはなにか常に追求する必要があるのです。

価値の高い広告枠とは

では、動画リワード広告における価値の高い広告枠とはどのような広告枠なのでしょうか。

現在、動画リワード広告市場において、広告予算の大半はアプリ案件によって占められています。そして広告効果の良い悪いはKPIとして、CPIとROASという指標で評価されるケースがほとんどです。

CPIは1ダウンロードあたりの獲得単価。ROASは投下した広告予算に対する売上=課金額です。CPIは低いほど良く、ROASは高いほどクライアントにとっては良いです。

最近では、CPIよりもROASが重要視され、日本のアプリプロモーションもより本質的になってきています。しかし依然としてCPIは重要な指標として活用がされています。

メディアにとって、広告枠の工夫でROASをコントロールすることは難しいでしょう。
しかし、CPIはある程度コントロールすることが可能と考えられています。動画リワード広告においても、CTRやCVRが高い広告枠の導入方法は確かにセオリーとして存在しています。

よって、メディアはマネタイズを成功させるために、CTRやCVRが高く、CPI低くユーザーを獲得できる価値の高い広告枠を、クライアントへ提供するためにどうすればいいか考える必要があるのです。

動画リワード広告によるマネタイズを成功させるベストシンキングとは

動画リワード広告の導入方法のベストプラクティスは、maioをはじめ、各広告会社により紹介がされ続けています。

しかし重要なのはそれをそのまま真似するのではなく、なぜそれが価値の高い広告枠になりえるのか。その背景や理論を理解することです。

その理解が、自社や自身のアプリに最適な動画リワード広告の導入方法を考え、実践することを可能にします。

ここでは、その全てではありませんが、動画リワード広告の導入を考える上で、ヒントになるであろう3つのベストシンキングを紹介していきます。

1.コアコンテンツから距離を離す

アプリのコアコンテンツとの距離を考えることは、動画リワード広告のみならず、広告マネタイズを成功させる非常に重要な要素です。

アプリの利用中にユーザーの広告への優先度が下がるタイミングは、ユーザーがそのアプリのコアコンテンツを楽しんでいる時です。よってこのタイミングでは動画リワード広告を導入しても、ユーザーは広告に高い関心を持ってくれないかもしれません。

例えば、マンガアプリにおいて『次のマンガを読む代わりに動画リワードを視聴する』、アクションゲームアプリにおいて『コンテニューの機会を得る代わりに動画リワードを視聴する』など…

上記のような動画リワード広告の導入方法は、それぞれ『マンガを読む』、『アクションをプレイする』というアプリのコアコンテンツに近すぎるため、この場合、コアコンテンツと距離がある箇所にも広告枠を設置することでメディアとしての全体のバランスを保つ必要があります。

動画リワード広告のインセンティブとして、『フロー型』が推奨されず、『ストック型』が推奨されるケースがありますが、その理由もここにあります。フロー型はあまりにもアプリのコアコンテンツに近すぎる箇所に動画リワード広告が導入されるケースが多いのです。

そして、アプリの開始である『ログインボーナス』や、プレイが一段落する『ゲームオーバー時』に動画リワード広告を導入することが推奨される理由もここにあります。それぞれコアコンテンツとは距離があり、ユーザーの広告に対する優先度が高い箇所であるからです。

価値の高い広告枠を実現するにあたり、アプリのコアコンテンツとの距離を考えることが重要です。そして、コアコンテンツと距離が近い箇所に動画リワード広告を導入する際には、距離が離れた箇所にも動画リワード広告を導入し、メディアとして全体のバランスを保つようにしましょう。

2.ユーザーの広告接触機会を分散させる

ユーザーがどのタイミングで広告に反応し、行動を起こすのか。それは完全に予測ができるものではありません。よってアプリの複数個所に動画リワード広告の広告枠を設置し、広告との接触機会を分散させることが重要です。

また、一つの広告枠において、ひたすら複数回の動画広告を視聴させる行為はユーザーの広告に対する関心を下げてしまう傾向があります。ユーザーの広告への関心が低くなることは、広告枠の価値を下げることにつながります。

アプリの複数箇所に広告枠を導入することにより、ユーザーの広告に対する関心を維持することにつながります。

マネタイズとしても、複数個所に導入することにより、一つの広告枠の効果が悪く収益性が低くても他の広告枠でリスクヘッジができるようになります。

3.オプトインを求め、ユーザーの信頼を得る

いきなりユーザーの前に現れる広告ほどストレスを与えるものはありません。

動画リワード広告において、いきなり再生が開始され、ユーザーにインセンティブを与えるようなことは少ないかもしれません。しかしユーザーにオプトインを丁寧に求める姿勢は必要です。

多くの成功したアプリにおいて、動画リワード広告の再生にはポップアップでユーザーに動画視聴のオプトインを丁寧に求めています。

どんなインセンティブが与えられ、どんな影響がユーザーにあるのか。ユーザーが動画リワード広告を視聴するよりも前に説明をすることが信頼につながり、広告枠の価値を高めることができます。

クライアントの存在を意識することが、動画リワード広告でのマネタイズを成功させる。

ここまでお話をした通り、動画リワード広告のみならず広告でのマネタイズを成功させるために必要なことは、価値の高い広告枠を提供しクライアントの利益に貢献をするという考えです。

しばしばアドネットワークが多く利用されるアプリマネタイズにおいては忘れ去られがちですが、クライアントの存在を意識することでより良いマネタイズが実現できるでしょう。

maioについてもっと知りたい

このブログは株式会社アイモバイルの動画アドネットワーク「maio事業部」のメンバーが運営しております。 maio blogを通じて、maioや動画広告に興味を持っていただけましたら、こちらよりお気軽にお問合せくださいませ。

お問い合わせ
The following two tabs change content below.

シェアする