AdMobの動画リワード広告の実装に合わせてmaioを実装した方がいい理由

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AdMobの動画リワード広告の実装に合わせてmaioを実装した方がいい理由

成長を続けるアプリ動画広告市場ですが、Googleも動画リワード広告の提供を開始し、動画リワード広告のネットワークの規模を拡大させ続けています。

アプリに関して、Googleではアプリデベロッパー向けの広告サービスであるAdMobで動画リワード広告の提供が開始されており、既に多くのアプリディベロッパーが利用しています。

Googleの広告サービスは素晴らしいものばかりであり、世界中のアプリディベロッパーのマネタイズを支えていますが、全てが常に完璧なパフォーマンスを出せるわけではありません。

AdMobの動画リワード広告に関しても、常に高い収益性を担保してくれるわけではなく、思うようにパフォーマンスが出ない場合もあり、リスクヘッジが必要になってきます。

今回は、AdMobの動画リワード広告を実装する際に、maioも合わせて実装した方がいい理由をご説明いたします。

動画リワード広告とは

改めて、動画リワード広告について簡単に説明します。

ユーザーが動画を視聴することにより、アプリ内のコインやアイテムなどなんらかの報酬をユーザーに付与される動画広告フォーマットです。

動画リワード広告の最大の特徴は、ユーザーにメリットのある広告だということです。

バナー広告を含めた多くの広告はアプリのUIの一部を占有してしまい、時にはユーザー体験を低下させてしまうこともありますが、動画リワード広告はUIを邪魔せず、ユーザーが報酬を得ることで、ユーザーを収益化させるだけでなく、リテンションを向上させる可能性も秘めています。

動画リワード広告はアプリビジネスにおけるマネタイズやプロモーションにおいて重要な広告フォーマットとなりつつあり、特にマネタイズにおいては多くのアプリで収益の柱となっています。

AdMobとは

AdMobはGoogleが提供するアプリディベロッパー様向けの広告サービスです。

広告フォーマットは、バナー広告、インターステイシャル広告、動画リワード広告、ネイティブ広告など複数提供しています。

AdMobの機能の中で、特に利用がされているのがメディエーション機能です。AdMobメディエーションと呼ばれます。

AdMobメディエーションでは、maioやi-mobileなどAdMob以外の広告サービスを連携させ、組み合わせて広告配信を行えます。

また、AdMobメディエーションは無料で使うことができ、金銭的なコストを必要としません。

AdMobとmaioは正式に連携をしており、AdMobメディエーションを使うことでAdMobとmaioを組み合わせて実装し、配信をすることができるようになっています。

【プレスリリース】「maio」、 Google が提供する「AdMob メディエーション」と正式連携及びオープンソースに対応
Google の提供する広告収益ソリューション「AdMob メディエーション」と連携を開始いたしました。今回、動画広告においてのメディエーション正式連携及びオープンソース対応(※)となり、アプリデベロッパーに対して技術的な実装を含め収益改善をサポートしていきます。

AdMobとmaioの動画リワード広告を同時に実装する理由

では、Admobメディエーションを使い、Admobとmaioの動画リワード広告を組み合わせて配信する理由はどういったところにあるのでしょうか。

収益性の安定化

AdMobメディエーションでAdMobとmaioを連携させることでAdMobのパフォーマンスが落ちた際でもmaioでカバーすることができます。

広告サービス全般に入れることですが、パフォーマンスが落ちると、広告単価が落ちたり、在庫が切れてしまい広告が配信されなくなってしまうこともあります。

maioの場合、動画広告の視聴完了で収益が必ず発生するため、収益が安定しています。

AdMobメディエーションでmaioを連携させることで、安定した単価で在庫も多く供給させることができ、AdMobのパフォーマンスが落ちた際にでも収益性をカバーすることができるのです。

広告単価の向上

AdMobの広告ロジックは素晴らしく、最適な単価で広告が配信されます。

しかし、毎回、高い単価の広告が配信され続けるわけではありません。AdMobといえども高い単価の広告もあれば、低い単価も広告が配信される場合もあります。

よって、より収益性を向上させたい場合には、Admobメディエーションで複数の広告サービスを連携させ競争させることで、低い単価の広告ができるだけ配信されないようにすることが必要です。

AdMobでは、優先配信させたい広告サービスを選択することや、連携させた広告サービスの収益性(CPM)を自動取得し、収益性の高い広告サービスの配信を自動的に優先させることができます。

また、AdMobに対してフロアプライス(最低落札価格)を提示し、収益性の低い広告が配信されないようにすることで広告収益を向上させるような運用も可能になっています。

AdMobメディエーションとmaioの連携は簡単

maioはAdMobのパートナーとして正式に連携をしており、AdMobメディエーションを使ってmaioを連携することも簡単に行えます。

AdMobメディエーションとmaioを連携させるためのアダプターを実装し、管理画面上で簡単な設定を行うことでAdMobとmaioを組み合わせて実装することができます。

詳細はmaioのGithubやGoogleのディベロッパー様向けサイトで確認することができます。

【Github】maioのGithubページ

【iOS】Admobメディエーションのmaioとの連携

【Android】Admobメディエーションのmaioとの連携

AdMobメディエーションを積極的に利用しよう

AdMobメディエーションを使うことで、アプリマネタイズを安定化させ、広告収益を向上させることができます。

AdMobメディエーションのようなシステムを、アプリディベロッパーが自前で開発し、実装するにはサーバー代や開発工数など大きなコストがかかります。

AdMobは簡単に導入できる広告サービスとして、アプリディベロッパーから支持を受けていますが、AdMobだけでなく、AdMobメディエーションを利用し、maioを含めた広告サービスを組み合わせて配信させることで収益性を向上させることができるでしょう。

AdMobの動画リワード広告を実装する際には、maioも同時に実装し、広告の収益性を上げることを是非試してみてください。

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Daisuke Shigetaka

Daisuke Shigetaka

maioのメディアコンサルタント。高いCPMが大好き。アプリディベロッパー様の成功のために日々色々と頑張ってます。

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