動画広告を使った広告プロモーションは数年前から普及し始め、現在では様々なクライアントや商材のマーケティングに動画の活用が続けられています。
動画アドネットワーク広告サービスであるmaioでも、リリース当社から比較してクライアントの数も配信先となるメディアの数も拡大し続けており多種多様なジャンルの広告プロモーションに活用いただいています。
それに伴い、maioで動画広告の配信を開始するまでの流れや配信開始後の広告運用の面でのお問い合わせを多く頂くようになりました。
そこで今回は、maioを始めるにあたり何からすればいいのか。配信開始後の広告運用はどういった流れになるのか。どういったことをする必要があるのか。など一連の流れを解説していきたいと思います。
そもそもmaioとは?
maioとはアプリに対してフルスクリーン型の動画広告が配信できる動画アドネットワーク広告サービスです。
現在、10,000以上のアプリへ動画広告が配信できる国内最大級のネットワークを構築しており、配信する商材に合わせ最適な配信先を提供できるようになっています。
広告フォーマット
広告フォーマットは動画リワード広告と動画インターステイシャル広告をメインに提供しています。
動画リワード広告
動画リワード広告は、ユーザーにアプリ内インセンティブを付与する代わりに動画広告を視聴してもらう広告フォーマットです。
動画インターステイシャル広告
動画インターステイシャル広告は、アプリのどこかのタイミングでスキップ可能な動画広告が表示されるフォーマットです。
それ以外では、最近リリースしたプレイアブルアド、インタラクティブアドも提供しています。
プレイアブルアド・インタラクティブアド
これは操作可能な広告で、ユーザーにゲームの一部を実際にプレイしてもらう、またはマンガの1話を実際に読んでもらうような訴求でインストールやサービスの利用を促す広告フォーマットです。
現在ではゲームやマンガアプリのクライアントに多く活用されていますが、ゲームやマンガアプリ以外のアプリクライアントや、WEBのクライアントにも活用されることを見込んでいます。
料金形態
maioは視聴完了型の課金形態を採用しており、動画広告が最後まで視聴された時点でコストが発生します。
広告の配信先
maioの配信先である提携メディアはアプリのみとなりWEBサイトへの配信はできません。
国内アプリを中心に10,000アプリ以上と提携し、880万人以上のユーザーへ広告配信が可能となっています。
配信する商材に関してはアプリでもWEBでも、maioで動画広告を配信することができます。
クライアント
maioで配信される商材はアプリとWEBに分けられます。その比率はほぼ半々となっています。
アプリではゲームアプリのクライアントが多く、WEBではECのクライアントが多くを占めています。
予算の規模は様々で、月間数千万円規模の予算で広告配信を行うクライアントもいれば、数十万円規模の予算で広告配信を行うクライアントも多くいます。
計測方法
配信する商材がアプリであれば、計測ツールのトラッキング機能を用いてコンバージョンを計測することが可能です。
計測ツールはAppsFlyerやadjust、tenjinなどの主要な計測ツールをはじめ多くと連携をしています。
配信する商材がWEBであれば、maioから発行されたコンバージョンタグを成果地点に埋め込んで頂くことでコンバージョンを計測することができます。
広告運用
maioの広告運用に関しては全てmaioに委託する形になりますので広告運用にかかるコストは低いです。
よって、クライアントは日々の配信レポートのチェックや担当者とのやりとりを通して予算の増減や配信の停止・再開など判断することになります。
動画の作成サービス
maioでは一定の条件の満たしたクライアントの動画クリエイティブ作成をサポートしています。
そのため、動画がないといった理由で実施が難しかったクライアントもmaioで動画広告を活用した広告プロモーションを実現できています。
maioの動画広告を配信するまで
ここからはmaioで動画広告を配信するまでを解説していきます。
ここでは、新規のクライアントが初めてmaioに申し込みをし取引が始まるまでを想定しています。
問い合わせ
まずはmaioに問い合わせを行いましょう。maioが利用するべき広告媒体であるか判断する必要があります。
maio公式サイト問い合わせフォームより問い合わせを頂ければ、maioの担当者から連絡をさせていただきます。
maioがどういった広告サービスなのか、参考になるデータや実績などご提示させて頂き、担当者とのやりとりの中で不明点や疑問点を全て解消していただけます。
申し込み
検討の結果、maioの利用が決定した場合は申し込みを行います。申し込みでは申し込みフォームに必要な情報を記載して送付します。
この申し込みフォームは担当者から直接送られるものであり、それ以外の方法からアクセスすることはできません。
申し込みフォームには広告予算の記載も必要です。広告予算の増減はいつでも可能です。
また、目標とするCPAまたはCPI、その他の指標も記載します。これらも配信の途中でも変更可能です。
取引契約書の締結
取引の開始にあたり取引契約書の締結が必要になります。
同時に企業情報などを入力する取引開始フォームが送られ、それを記載し送付をします。
取引契約書の締結は、maioでの配信が開始する前に完了している必要があります。完了していない場合には配信を開始することができません。
配信設定
配信設定に関してもmaio側で行われ、クライアント側で何かする必要はありません。
配信設定のカスタマイズをする場合には担当者に伝える必要があります。
例えば、
・配信キャンペーンを分けたい
・配信先のカテゴリを指定したい
・配信先を限定したい
など、配信設定において希望がある場合には担当者に相談し最適な設定で配信を開始できるようにしましょう。
動画広告の作成
動画広告をmaioで作成する場合、申し込み後に動画広告の作成が開始されます。
動画広告が作成されるまでの流れは以下の通りです。
1. 要望のヒアリング
2. 素材のご共有
3. コンテ(構成案)の作成・確認・修正
4. 動画の作成・確認・修正
上記の流れで動画を作成していきます。
動画の作成開始から完了までは平均して2週間から3週間ほどお時間を頂いています。
配信開始
上記全てが完了した時点で配信を開始することができます。
クライアントが既に動画クリエイティブを保有しており、それをmaioの配信でも使う場合には最短で1~2営業日で配信が開始できます。
動画クリエイティブを保有しておらず、maioで作成する場合には配信開始までは3週間~4週間ほど時間がかかることもあります。
配信を開始する場合には担当者に配信を開始させることを伝えましょう。
配信の開始及び停止・再開に関しても担当者が操作をして設定します。
maioの広告運用
maioの広告運用に関しては全てmaioに委託され、クライアントが広告運用のチューニングなどを行うことはありません。
広告運用に関しては、効果の良い配信先に予算をより多く投下し、効果の悪い配信先に関しては予算の投下を最小限にする、または予算の投下をしない、という基本的な考えに則り運用がされます。
配信開始から1週間程は最適化期間
配信開始後からすぐに想定通りの効果が確実に出るわけではなく、配信先の最適化がある程度完了するまで時間が必要になります。
目標CPI500円のゲームアプリのプロモーションを事例に説明します。
配信初期段階では、実際のCPI(インストールコスト)は、目標とする指標をオーバーしています。しかし1週間程を目安に最適化が進み指標を達成するような動きになります。
また、最適化期間においては、ある程度の広告予算を配信しなければ最適化が上手く進みません。
最適化期間の広告予算をどう設定した方が最適化が上手く進むのかは商材ごとに異なります。
担当者とのやりとりの中で最適な予算を設定することでプロモーションが成功する確率が高くなるでしょう。
配信レポート
広告運用は全てmaio側にお任せ頂けますが、実際の配信実績を確認するためにはレポートのチェックが欠かせません。
レポートは申し込み後に発行されるmaioのアカウントから確認することができます。
案件やキャンペーン、クリエイティブ毎の配信先のデータがリアルタイムにレポーティングされます。料金の請求額なども確認できます。
予算の増額・減額は変更可能
予算の増額・減額に関しては担当者に伝えることで変更可能です。
配信を拡大したい、または予算の都合上縮小したい場合には担当者にご相談ください。
担当者とのコミュニケーション
どのクライアントに対しても必ず担当者がつきフォローさせて頂きます。
配信開始後も不明点や相談したいことは尽きないかも知れません。広告プロモーションが成功するためにmaioの担当者も全力でサポートいたしますので、疑問に思う点や不安に思う点などはいつでもご相談ください。
Q&A
ここでは良く問い合わせを頂く内容をQ&Aで紹介します。
料金の支払いサイトを教えて欲しい
maioの料金の支払いサイトは月末締めの翌月末払いです。
料金はmaioのアカウントから請求書をダウンロードし確認することができます。
WEBに配信できるのか
maioはアプリに特化した動画アドネットワーク広告サービスのため、現時点ではWEBへの配信はできません。
海外に向けて配信できるのか
国によっては広告在庫を保有しておりますのでご相談ください。
配信先は開示されるのか
配信先は全て開示され、配信先毎の再生数、配信後のクリック率、コンバージョン率、コンバージョン数、コストなどの各配信データも確認できます。
配信の開始や停止、再開は操作できるのか
配信の開始や停止・再開はクライアント側から操作はできません。
担当者に伝え、担当者が操作する必要があります。
CPIや成果報酬型の料金体系で申し込みはできるのか
CPIや成果報酬型の料金体系での申し込みはできません。
maioの料金体系はCPCV(視聴課金型モデル)のみであり、他の料金体系はご用意していません。
CPCVのメリットは、質の高いインプレッションを確保し、そのインプレッションに対して配信ができること、CV数(ユーザー獲得数)の安定などです。
デメリットとしてはCPIや成果報酬型のような保証ができないところにあります。
maioでビジネスをグロースさせ、利益を最大化へ
改めて、動画広告を使った広告プロモーションは数年前から普及し始め、現在では様々なクライアントや商材のマーケティングに動画を活用しています。
是非、動画広告でのプロモーションにご関心があればmaioへご相談ください。ビジネスを成長させ、利益を最大化させることにmaioがお役に立てるようにサポートさせていただきます。
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Daisuke Shigetaka
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