こんにちは! maio重高です。今回は、カテゴリ別で見たmaioを導入頂いているアプリのここ1年の市場の変化をまとめて振り返ってみたいと思います。
広告フォーマットとして成長するには、パブリッシャーに受け入れられることが必要です。maioが提供する動画リワード広告や動画インターステイシャル広告も今では広く導入が進んでいますが、一時は在庫やユーザービリティの懸念もあり、アプリのカテゴリによってはなかなか導入が進まない時期もありました。
その後、順調にパブリッシャーに受け入れられ、拡大を続ける動画リワード広告と動画インターステイシャル広告ですが、導入アプリを各カテゴリで見たときにどのような変化があったのでしょうか。主要なカテゴリをピックアップし振り返ってみました。
マンガアプリ
マンガアプリはこの1年で動画リワード広告市場の中心的な存在になりました。
大きな変化は、マンガアプリの大手パブリッシャーが動画リワード広告の導入に前向きになり、続々と導入が進められ、市場の中で大きなシェアをもつようになったことです。maioにおいてもパブリッシャー売上におけるシェアは大きく、重要なカテゴリになっています。
マンガアプリは企業によって運用されるため、個人開発者も多い他のカテゴリのアプリと比べると数は少ないのですが、その分DAUが大きいアプリが多く、ひとつのアプリが1日数十万単位の売上が珍しくないのがマンガアプリの特徴です。
昨年の1月はマンガアプリの売上は全体の数%に過ぎませんでしたが、今年の1月と比較すると、マンガアプリのmaioのパブリッシャー売上におけるシェアはこの1年で全体の20%以上まで上昇しています。
maio自体の売上も大きくなっていることも考えると、非常に大きな伸びとなっています。今後もマンガアプリには続々と動画リワード広告が導入されていく見通しなので順調な市場の伸びを見せそうです。
ゲームアプリ
ゲームアプリは引き続き、maioのパブリッシャー売上の多くを占める主要カテゴリです。この1年の動きとしてはソーシャルゲームアプリにも導入が進み、市場も広がりを見せました。
そして、メディアとしてだけでなく、広告費を投下し、広告主としても存在感を出すカジュアルゲームパプリッシャーも現れました。また、パブリッシャーの動画リワード広告への理解も進み、積極的な広告枠の設定や、広告主効果を考えた導入がされるようになり、ひとつのアプリの収益性も向上しています。カジュアルゲームアプリ市場の成長も大きな変化のひとつと言えます。
ツールアプリ
ツールアプリは、音楽系アプリを中心に、動画インターステイシャル広告の導入が増えており、売上が急拡大しているカテゴリです。
動画インターステイシャルはCPMが1,000円を超える場合もあり、インステ部分に導入される広告フォーマットとしては高い収益性を発揮しています。動画リワード広告ではなかなか導入が難しかったツールアプリに対しては、動画インターステイシャルでマネタイズを支援させていただくケースが多くなりました。
カテゴリ別に見ていくと、ここ1年のmaioから見た動画リワード広告、動画インターステイシャル広告市場の変化としては、
・マンガアプリの市場シェアの急拡大
・ソーシャルゲームアプリのメディアとしての参画
・カジュアルゲームアプリ市場の成長
・ツールアプリにおける動画インターステイシャルの活用の拡大
が大きな変化と言えそうです。
今後も変化し続けるアプリ動画広告市場ですが、その変化にmaioもしっかりと対応できるようにこれからもプロダクトを進化させていければと思います!

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Daisuke Shigetaka

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